まちゼミをはじめて体験して
[投稿]:2019.09.12 at 18:15
「そうか! こう書けばよかったのか」
と子供がいう隣で、お母様が微笑んでいる。そんな光景を、何度となく目撃することができました。
ただ毎日が一生懸命な連続で過ごして来て、
ちょっと立ち止まって振り返ってみれば、塾を立ち上げてもう17年も経っていました。
その間、なんと地域の方達との交流がゼロだったのです。「逆に、そんなやり方でよく続いてきたね」と時折人に言われます。そうではいけないと思っても、具体的な方法が思いつかなかったのが、実際です。だって「どうも。」といきなり近隣地域に登場するのも・・・私はよくても相手が困るでしょう。そう思いました。
昨年、立ち寄らせて頂いた滝野川の飛鳥山テラスにてまちゼミの話をたまたま伺い、
それを今年になって思い出し、
近所にある岸町の朝香カメラの扉をたたくと、十条商店街に指南されジュエリー小松の店内へと導かれました。
「で、私の場合はどうしたらいいでしょう」
と言われ我に返る。私は
「夏の体験を作文にしよう」という講座を今開いているのだった。
差し出された原稿にサッと目を通すと、ゼミで話したことが反映していました。
家族で旅行に行った先の海の波がまぶしくって、目を細めている様子。潮風と波の音、砂浜の上に立てたパラソルの陰が移動していて弁当が日にさらされていたこと、
子供と作った砂山が海水に囲まれ、今や頂上しか原型を残していないという・・・
「いいですね。この調子で書き続けてください」
私もこの調子でまちゼミを続けよう、とそのとき思った。
個別指導塾クレアアカデミー